新津 知・芸術館 隈研吾 2011

成都での打合せの合間に、クライアントの車で1時間ほど離れた郊外にある隈研吾さんの知・芸術館へ案内してもらいました。周辺は農村地域で静かな場所にリゾートホテルと並んで美術館があります。

3層のボリュームが螺旋のスロープで構成されていて、その外装を中国の瓦をステンレスワイヤーで吊ったスクリーンが取り巻いています。無数の瓦が様々な角度で架けられ、場所によっては3次元にうねり、立体的水盤と調和して滝水のような流れを感じさせています。施工精度もよく、瓦もワレも見受けられませんでした。


ただひとつ気になったのは、郊外だけあり来客は少ないようでメンテナンスが酷かったです。それでも瓦が苔生していたりと、周囲の静けさに呼応するようにエイジングしているさまは、とても良かったです。


越境プロジェクト展トークイベント

越境プロジェクト展最終日の日曜、大阪日本橋の家にてトークイベントに参加してきました。

倉方俊輔さんの進行のもと、同じ出展者の建築家の方々と「越境」をテーマに議論をしました。


<中央・鈴木亜生、右・倉方俊輔さん>


<佐竹 雄太さん>


<橋本圭央さん>

倉方さんからは私自身の建築の地域性にある視点についてやその対象と発信の方法など、ご批評いただきました。

さらに、懇親会では遠藤秀平さんや広島から来られた小川晋一さん、竹口健太郎さんといった著名な建築家の方々から、私の活動に対して大変うれしいご評価をいただきました。

とても勇気づけられ、励みになった有意義な展覧会になりました。
出展させていただきました日本建築設計学会関係者の皆様に感謝いたします。


<遠藤秀平さん>


「越境プロジェクト」展 本日スタート

本日よりArchitects of the Year 2017「越境プロジェクト」展が、日本橋の家(大阪)で開催されます。会期は10月27日(金)~11月12日(日)です。

先日展示の設営を行いました。最終日11月12日(日)14時〜15時30分にはトークイベントにも参加させていただきます。

安藤忠雄氏設計の住宅を体験できる貴重な機会でもありますので、大阪近隣の方々にはオススメです。

展示では現在施工中の映像を交えたプロジェクトムービーを作成しました。
どうぞご笑覧ください。


トヨタ自動車社会貢献推進部インタビュー

昨日は事務所で愛知県豊田市からトヨタ自動車の社会貢献推進部の方がお越しいただき、インタビュー取材がありました。

私のTEDxKagoshimaUniversityでの講演「我慢の省エネは続かない。心地よさの再定義が必要」に共感いただき、取材の依頼をいただきました。

トヨタ自動車では、近年環境への取り組みとして、「トヨタの森」と名付けた国内に保有する森林での森づくりや生物多様性保全、そのフィールドを利用した環境学習などを行っているそうです。

現在、新たな社会貢献活動を検討されており、日頃の暮らしの中に取り入れやすい環境にやさしい工夫や自らやってみたくなる取り組みとはどういうものなのかを、衣・食・住の各方面でインタビューされているとのことでした。大きな枠組みでの環境との共生や節約のためだけではない、日々の暮らしの中で実践できる省エネ活動やその新しい生活像を見出していきたいとのことでした。そこで、SHIRASUの建築とクライアントの生活像に着目をいただきました。

インタビューは2時間半もの時間続き、ジャンルを越えてこの共通する様々な議論に発展していきました。モビリティ社会をリードするトヨタ自動車さんは、モビリティだけが目的ではなく持続可能な社会を実現するため、様々な社会貢献の取り組みにチャレンジしていこうとされていることに大変共感しました。私もこのインタビューを通して自身の現在の建築や考えを大きな枠組みの中でより広く見つめ直すいい機会になりました。


【鹿児島の住宅・O邸】1階組積工事

昨日は鹿児島の住宅の現場監理のため、鹿児島でした。
桜島が小噴火を繰り返していて、昨日は久しぶりの灰を体感しました。

1階組積工事は、4棟各棟5段まで積み上がってきて、
全体のリンカクが徐々に分かってくるまでになってきました。

昨日は差し筋の連結を行い、開口端部の補強筋はガス圧接を行いました。
yAt構造設計の須藤さんにも現場監理にお越しいただき、
組積の状況を詳細にチェックしていただきました。

1階部分の組積は、計21段あり、まだ約1/4の高さですが、
工務店も組積工事業者も初めての工事で、施工要領を徐々に掴みだし、
これから組積も少しずつ要領よく進めていってくれるでしょう。


Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」展

Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」展が、日本橋の家で開催されます。
鹿児島の住宅の模型・サンプル・現在施工中の現場の映像などを展示します。

2017年10月27日~11月12日 ギャラリー日本橋の家 http://www.adan.or.jp/news/event/1832

【開催情報】

会期:10月27日(金)~11月12日(日)

時間:10時~16時/会期中無休

会場:日本橋の家 ( 大阪市中央区日本橋 2 – 5 -15)

入場料:27日~29日は無料

(生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017 連携期間)

30日以降は 500円(大学生以上)

※建物の入場料であり、展覧会自体は無料です。

20名程度で随時入場制限します(入れ替え制)

展覧会コミッショナー:遠藤秀平(建築家/神戸大学大学院教授)

展覧会コーディネーター:竹口健太郎(アルファヴィル一級建築士事務所)

日本橋の家プロデューサー:倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授)

会場提供:金森秀治郎(日本橋の家オーナー)

会場構成:吉川青(アトリエトレス)

企画協力:uug

主催:一般社団法人日本建築設計学会

協力:生きた建築ミュージアム大阪実行委員会

 

 


【鹿児島の住宅・O邸】シラスブロック搬入

先週金曜から月曜までは鹿児島でした。
鹿児島の住宅(O邸)のブロック第一便が現場搬入され、月曜からブロック組積工事が始まりました。

工務店、組積業者、ブロック製造者、職人の皆さんと打合せた施工要領をもとに実際に現場で施工確認しながら、一段ずつ積み上げていきます。

構造体となるシラスブロック積みのモルタルは、コンクリートブロックと違い、モルタル詰めは空洞なく全て均一に詰めていく必要があります。

1階の組積体は、仮設足場は設けず、脚立と可動足場で積み上げ、1階コンクリート打設後の2階の組積体から外部足場を設けます。

来週また、5段程度積まれた段階で構造家と一緒に検査に行く予定です。

 


【鹿児島の住宅・O邸】「Architects of the Year 2017~越境プロジェクト」展に出展

鹿児島の住宅(O邸)が日本建築設計学会が主催する企画展「Architects of the Year 2017」に出展させていただくことになりました。

テーマは「越境プロジェクト」。たとえばジャンルを超える。制度を超える。国境を超える…。設計行為のみにとらわれず、様々な表現・研究のなかで生まれたあるゆる挑戦も対象とされています。何かを越えた先に、建築の可能性を示す勇気ある10プロジェクトが集まります。

鹿児島の住宅では『分類を越境する(仮)』と題して出展します。
模型・ブロックサンプル・現場の施工中の記録などを展示する予定です。
これから展示の準備が始まります。

展覧会の場所は、安藤忠雄氏設計の大阪の建築ギャラリー「日本橋の家」です。

<展覧会概要>

Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」
会期:2017年10月27日(金)~11月12日(日)
会場:日本橋の家


※昨年の同展覧会展示風景


【鹿児島の住宅・O邸】基礎埋戻し

鹿児島の住宅・O邸は、基礎の埋戻しが完了しました。
不思議な形状の基礎になっています。
いよいよブロック積みのベース(基礎)が用意され、
この上にどのような断面が現れるのか楽しみです。

先週は鹿児島は台風の上陸もあり、現場では大きな動きはありませんでした。
ブロック積みのモックアップの打合せや、ブロックの搬入経路の確認を行いました。

今週金曜にはシラスブロックの第一便が現場搬入されます。


【鹿児島の住宅・O邸】基礎工事完了

鹿児島の住宅・O邸は、先週の基礎コンクリートの打設後、養生、型枠脱型、埋戻しを経て今週基礎工事が完了します。

シラスブロックの工場では、ブロックの加工を進めていただいています。
来週末にはシラスブロックの第一便が現場搬入予定です。

いよいよ1階組積工事のスタートに向けて、これから現場でのモックアップを作成して
施工要領を打合せしていきます。