心理からセルフブランディングを組み立てる方法が建築に!?

今日は表参道カフェで小学校の同級生で今も同志の友人と
互いの活動やそのビジョンについて議論。

彼女はワーキングマザーの自分のビジョンを明確にさせ、
ポテンシャルを引き出す方法を心理の仕組みを活用して広めている。
心理からセルフブランディングを組み立てる方法は、彼女オリジナルなもの。
多くの子どもを持つ働く女性の支持を得て、今やその活動は建築の一流企業からも依頼が入っています。夢中になって気付けば6時間経ってました(笑)。

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写真は彼女が議論をダイヤグラムに整理して、ビジョンを明確化しようとしているところ。他業種のビジネスの視点からは大きな刺激を受けます。彼女の発する言葉を私の目指す建築にも置き換えると共通する視点や、新しく気付かされる視点も予想以上に多いんですね。彼女の事業も確実に今の社会を的確に捉え、その社会の貢献へと向けられています。

建築も同じ、新しい価値を発信し、社会へ貢献できるようなものでなければいけません。今日の話しで得た視点を事業に、建築に活かしていきたいです!

その心理コンサルタント、根本千里さんのサイトはこちら。

ちなみにここは表参道青山のヨックモックのカフェダイニング・BLUE BRICK LOUNGE
中庭を囲む落ち着いた雰囲気で6時間ゆったりできました(笑)。

建築とブランディング
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地域住宅奨励賞 受賞

独立行政法人建築研究所

独立行政法人建築研究所が主催する「建築研究所住まいづくり表彰 地域住宅賞」において鹿児島の住宅「SHIRASU」が地域住宅奨励賞を受賞しました。

審査趣旨を「地域の住文化に根ざし、人に優しく、地域に優しく、そして地球に優しいこれからの未来に向けたすまいづくり」とする中で、地域や環境の隠れた魅力を新しく感じ興す『感興する建築』をテーマにする私が、このような評価をいただけたことに嬉しく思います。
来週の表彰式で審査員の先生方や他の受賞者の方々と交流できるのが楽しみです。


「建築研究所住まいづくり表彰 地域住宅賞」
地域の住文化に根ざし、人に優しく、地域に優しく、そして地球に優しいこれからの未来に向けたすまいづくりを発掘し、その功績を讃えることにより、我が国において真に豊かな居住空間を実現することを目的として「建築研究所すまいづくり表彰 地域住宅賞」の表彰を【住宅部門】および【地域部門】の2部門について行います。

http://www.kenken.go.jp/


2014「日本建築大賞」公開審査会

2014「日本建築大賞」の公開審査に神宮前の建築家会館に行ってきました。

先週現地を見学した中村拓志さんの狭山湖畔礼拝堂を中村さんがどういう言葉を使ってプレゼンするのか関心がありました。審査員には、槇文彦さん、長谷川逸子さん、西沢立衛さんなど世界の建築家ばかりです。他の候補者の方々の多くが、計画地の説明、計画の概要を細かく説明されるのとは異なりました。最初に礼拝堂で人が故人を思う気持ちを墓地にある自然のシーンの中に見つけ出すこと、心象と自然との関係を建築に興していくことの価値を説明し、その後に実現のための手段を丁寧に説明していく。

審査員の先生方からは、みなさん高い評価があり、西沢さんからは「中村さんらしい、すごく精度の高い大作です。」とのコメントまでありました。ただ他の公共施設や商業施設とこの宗教施設を同軸で審査するのは大変難しいことでしょう。惜しくも大賞は得られませんでしたが、素晴らしい建築です。

帰りに中村さんに車で外苑前まで送っていただき、その車内でいろいろお話できました。中村さんは大賞を逃したものの、「かえって公共へチャレンジしていく気持ちになったわ。」とすでに気持ちは今後の展開を目論でいましたね。
「こういった審査では、どういう言葉でどう伝えたらいいか、発見があるから作品をさらに膨らませていける。」と言う。建築家にとって伝えることは、建築にとってとても重要なことです。中村さんのプレゼン力、展開力には改めて関心させられました。
私のSHIRASUへの感想やその可能性の膨らませ方までアドバイスいただき、私としても大変勉強になりました。

また明日への活力になりました!

日本建築大賞・日本建築家協会優秀建築賞


美容院のリニューアル~長いおつきあいを

三重県鈴鹿市の美容院のリニューアルの設計をしています。
このオーナーさまとはもう約10年ほどのおつきあいになります。
以前の勤めていた事務所で第2店舗目の設計を担当させていただき、
独立後に第3店舗目を設計させていただきました。
そして今、その第3店舗目のリニューアルです。
建築は完成したときが終わりではなく、さらに長いおつきあいが始まります。
特に商業では、このような連続出店や新たなサービスの展開などが必ずあります。
そこでブランディングの継続や変化に柔軟なデザインも必要になってきます。
住宅はもちろんですが、商業でも長期的な視野が重要だと考えます。
そのためにもお施主様との長いおつきあいをモットーにしています。


狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂 (NAP建築設計事務所)

私の師匠でもある中村拓志さんの西武球場前駅近くの狭山湖畔霊園に行ってきました。

管理棟から礼拝堂までお施主様がご親切にご案内いただけました。まるで設計者が計画意図を説明するかのように、細かく設計の詳細を現場の過程を含めてご説明いただきました。このプロジェクトがいかに施主、設計者、施工者が一体になって完成されたものか、このお施主様の建物への愛着ある案内からも伝わってきました。

私がNAP建築設計事務所のOBであることを伝えると、「お帰りの際には建物の感想を書いてください。」とのお願い。この感想は中村さんへ届けられるそうで、へたなことは書けないとちょっと緊張(笑)。書きながら考えたまとまりない文章(添付写真)ですが、よろしければご一読ください。
ふるまいに沿った意識にまで寄り添ってくれるような素晴らしい建築でした。

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂
狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂
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狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂
狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂
狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂
狭山湖畔霊園管理休憩棟・狭山の森 礼拝堂

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本来は建築を支える立場を果たせば十分な構造が、構造であることを超えて、私の立つその場・その振る舞いまでを支えようとしている。これは従来の独立した建築の構造美を追求するものとは違う、新しい構造への視座を示している。少なくとも私が担当していたLotus beauty salonやギャラリー桜の木ではなかった構造へのアプローチだ。

→グッドデザイン賞BEST100 計画概要詳細
http://www.g-mark.org/award/describe/41665



海外からのスタッフ応募

昨夜、上海の組織設計事務所に勤めるイタリア人女性の方から
事務所へのスタッフ応募のメールが届きました。
海外からの応募は初めてで嬉しいものです。
プロフィール写真は白黒で上海の吉野家を背景に、
自分だけカラーでファッションモデルのようなかっこよさ!!
ユーモアとセンスがあるなー(笑)
ポートフォリオも素晴らしかった!
ただ残念ながら、今はスタッフの募集をしていないのと英語でのコミュニケーションも難しいのでお断りしました。
すると、彼女から以下のようなお返事。

「Anyway, thank you again for your time!
your work is just magnificent!」

こんな言葉をお施主さまからもいただけるような仕事を目指していきたいです!

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鹿児島に飛び込まナイト

虎ノ門ヒルズ前にあるBARジャノメで、株式会社マチトビラによる鹿児島の今を知り、ミライを語る会に参加してきました。代表の末吉さんは、鹿児島にUターンし、地域で挑戦する中小企業と若者の橋渡しという新しい事業を展開されている方です。

末吉さんには昨年のTED×KagoshimaUniversityにて、鹿児島の住宅「SHIRASU」の私のスピーチを練るのに親切にご協力いただいきました。
鹿児島での新しい暮らし方、働き方を様々な人たちとのつながりの中で、
実践・模索しながらも東京と地方を結びつける役割を果たされています。
Uターンした当初は地域でのつながりの場がなく、自らイベントや勉強会を起こして問題意識を共有できる人たちとのつながりを生み出したこと。
多拠点型で鹿児島を拠点にさまざまな地域のコミュニティとつながりを持ち、鹿児島のよさをアピールされていること。
など、興味深く、私もヒントになるお話が聞けました!

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末吉 剛士(株式会社マチトビラ 代表取締役)
1980年鹿児島市生まれ。立命館大学卒。学生ベンチャーでの中古書業、
環境系フリマガ「サステコ」の発行、株式会社リクルート勤務を経て鹿児島にUターン。2011年にマチトビラを設立。長期実践型インターンシップ事業等「地域で挑戦する中小企業と若者の橋渡し」を行う。鹿児島大学非常勤講師。志學館大学 非常勤講師。

株式会社マチトビラ
http://machitobira.org/


石神井アパートメント SANAA

先週の土曜、練馬区立牧野記念庭園を見た後、石神井公園近くの石神井アパートメント(2011)にも立ち寄りました。

住宅街の中に建つ8戸からなる長屋形式の集合住宅。各棟の屋根やスラブをグリットから水平、垂直にずらして配置していくことで、 外と内が複雑に混ざり合っている。各戸に設けられた屋外テラス・庭・駐車場が住戸間の隙間として機能し、集合することによって偏りがちな採光と通風が均一に獲得されています。各戸が独立して集合しているため、近隣への圧迫感もなく、日照も遮られていません。

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ただ、鉄骨に外装は概ねアルミサッシのガラスで構成されているため、様々な批判が多いようです。

・プライバシーがなくブラインドを下ろさなければいけない。
・ガラスによる熱環境の問題がある。
・住宅地で家族が住む空間としてはどうか。
など。

これらの問題はあるかもしれないが、実際に見に行いくとこの周辺地域の住環境に馴染んでいて唐突な印象はありませんでした。私はこの日、大泉学園から牧野記念庭園を経由して長く歩いて、この敷地まで辿り着きました。「東京のよくある高密度な低層住宅地」とは一概に言えない「石神井の高密度な低層住宅地」として他のエリアとは違う雰囲気を感じました。

・都内の住宅としては敷地が広く、庭を持つ家が多い。
・ただ、東西に敷地いっぱいに建てられ隣棟間隔が狭く、わずかな隙間を介して並んでいる。
・宅地整理された郊外の住宅地ではないため、その隙間が多くの路地を生んでいる。

石神井アパートメント

石神井アパートメント

航空写真で見ても分かるように戸建て住宅が占める街に、60㎡程度の2LDK・8戸が大スケールを構成せず、街のスケールをより小さく分解するように配置されています。都内の住宅地にも見え隠れするこの街並み(集合)を顕在化しつつ、ここでの新たな集合の在り方を提示されています。

石神井アパートメント


練馬区立牧野記念庭園

西武池袋線、大泉学園駅から徒歩5分程度の閑静な住宅地にある内藤廣さん設計の牧野記念庭園へ。

私は大学院のころ、内藤さんの事務所にバイトで1年弱通っていました。ちょうど島根県芸術文化センターのコンペ提出のときでした。事務所あげてこのコンペに集中するなか、私は模型をつくりながら内藤さんの様子やスタッフの方々の仕事を見ていました。内藤さんは普段はスタッフの中でもチーフクラスの方と方針を打合せ、そのチーフから各スタッフへの指示が降りてくるようでした。そのコンペにも見事勝って、模型を仕上げた私は内藤さんの部屋に呼ばれ、模型の精度を褒めていただいたことを思い出します。まだ学生で実務を知らないながらも、内藤事務所の図面の緻密さは深く印象に残っています。

さて、この牧野記念庭園は植物学者牧野富太郎博士(1862-1957)の自宅があった庭園を一般公開しています。2010年に内藤さん設計により展示棟・事務所棟がリニューアル・オープンされました。庭園には、約300種類の草木類が植栽されています。その木々により建築の形態・高さが決定されたかのように、枝葉が建築の壁・屋根を包み込んでいます。博士の書斎だったシーンを蘇らせるように、建築は主張せず、庭園の植物が主役とされているようです。内藤さんのディテールは、屋根・庇・サッシ・建具らが部材部材が丁寧に折り合わせられたままに現れていて、創られたときまでも今に残すように息づいている。

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練馬区立牧野記念庭園

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例えば、展示室の間仕切壁の仕上げに貼られた和紙にまで、その息は込められいる。標本のように植物が和紙と一緒に綴じられています。調べるとこれは手漉き和紙作家、ロギール・アウテンボーガルト氏によるもの。楮の繊維が植物をクモの糸のように柔らかく包みこんですます。展示にある牧野富太郎の標本を見るようでした。

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練馬区立牧野記念庭園(内藤廣建築設計事務所)
http://www.makinoteien.jp/


原美術館の照明

日曜の午後、品川御殿山の原美術館へ
目に留まったのはこのユニバーサルダウンライト。
2008年の改修の際、照明家の豊久将三氏により製作されたもの。
天井の低い原美術館では、照射距離が近いため一般のギャラリー用照明では
ウォールウオッシャーとしては照射範囲が狭くなってしまう。
そこでこの光ファイバーによるダウンライトが開発されたとのこと。
小さくてカワイイ!?
鑑賞者は作品に集中して見ることができますね。

あと、原美術館のおすすめはカフェダールのイメージケーキ!
今回は蜷川実花展をイメージ。
行き着けのカフェに美術館が併設したような落着ける空間が好きです。