千駄木の家 内覧会

今日は手塚建築研究所による「千駄木の家」の内覧会に行ってきました。

木造3階建ての住宅です。
手塚ご夫妻の建築は初めて拝見させていただきました。
明るく開放的でほんのわずかな開口部の取り方、納まりの違いで
自然と街とつながりを感じる家になっていました。
派手な操作はせず、リラックスして設計されているように感じました。

多くの学生が来ていましたが、学生にとってもとても勉強になる家だなと思いました。

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材料性能試験について

今日は午後に埼玉県草加市にある建材試験センター中央試験所に打合せに行ってきました。

SHIRASUで使ったシラスの象嵌ブロックの吸放湿性能や
これからスタートする鹿児島の住宅での新たな開発のために、
比熱試験や熱流計法という熱伝導率を測る試験を行っていく予定です。
コンクリートや木材などの一般材料とのデータ比較により、シラスブロックの持つ性能を科学的に数字で証明していく試みです。

気候環境が変われば同じ材料でも果たす効果が変わり、材料に求められる性能も変わってきます。材料の特性を把握した上で、鹿児島という地域の環境特性に求められる材料性能を最大化できる素材開発から構造と空間を検討していきます。

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TOTO通信2015年秋号

TOTO通信の秋号が届きました。

今回は「新しい構法を訪ねて」という特集です。
実はこの特集に編集長から7月に取材の依頼をいただいていました。
ただ、お施主様のご都合が合わず、断念せざるを得ませんでした。
現地撮影・インタビューをモットーとされているTOTO通信さんの夏号の記事を読みながら、しばらく悔しい思いを引きずっていました。
ただ、編集長が取材が難しくなったとき仰ってくださった言葉を励みに今後も頑張っていきたいです。

『掲載のお願いをいたしましたのは、特集テーマに沿っていたということもありますが、
SHIRASUがすばらしい建築だと感じたからでございます。』

TOTO通信はHPからもご覧いただけます。
http://www.toto.co.jp/tsushin/

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2015年度JIA優秀建築選

SHIRASUが2015年度JIA優秀建築選100作品に選出されました。

総合的に高い水準を有する作品を広く公募し、建築に関して高度な見識を持つ建築家を中心とした公正なる審査委員会により「日本建築家協会優秀建築選2015」が選出されます。また、その中から我が国の現代建築を代表するその年の最も優れた作品を選び、「JIA日本建築大賞2015」、「JIA優秀建築賞2015」が選ばれます。

 


鹿児島の住宅 宅地造成の調査

今日は新しく計画がスタートする鹿児島の住宅の敷地に行ってきました。
宅地造成を行った土地の開発会社の代表とシラスの地盤について打合せ。

シラスの力学的性状をまとめた研究論文を見せていただく。
シラスは一般の粘性土ではなく、火砕流が固まった凝塊石であるため、崖端部でも崩れる心配はないという実験結果。シラスの崖崩れが起きるのは、硬質なシラスの上の表層土が崩れたものだという。土木は建築を支える上で大変重要な役割を担っているが、その上に建つ建築を想定せず、宅地開発だけして土地が売れればいいという業者が多いため、崖崩れを引き起こしているという。

今回の敷地でも行政の基準を超えた地耐力を確保した造成工事を行っているとのことで、安心できたのと同時に、この代表の使命感に感心させられました。


JIA環境建築賞 現地審査

昨日は日本建築家協会(JIA)環境建築賞の現地審査がありました。
東京から審査員長の小玉先生、日本設計の柳井さんがお越しくださいました。

竣工から2年が経ち、シラスブロックの外壁がエイジングしていく様子を小玉先生には美しいとご評価いただき、とても嬉しかったです。

柳井さんにはシラスの二重壁が内外の温熱環境の間でクッション材のような役割を果たしていると批評いただきました。

11月の最終公開審査では課題とされた点をより明確にプレゼンできるように準備していきたいです。お忙しいなか現地審査にもご協力とお立ち会いいただいたお施主様に感謝です。