鹿児島の住宅 宅地造成の調査

今日は新しく計画がスタートする鹿児島の住宅の敷地に行ってきました。
宅地造成を行った土地の開発会社の代表とシラスの地盤について打合せ。

シラスの力学的性状をまとめた研究論文を見せていただく。
シラスは一般の粘性土ではなく、火砕流が固まった凝塊石であるため、崖端部でも崩れる心配はないという実験結果。シラスの崖崩れが起きるのは、硬質なシラスの上の表層土が崩れたものだという。土木は建築を支える上で大変重要な役割を担っているが、その上に建つ建築を想定せず、宅地開発だけして土地が売れればいいという業者が多いため、崖崩れを引き起こしているという。

今回の敷地でも行政の基準を超えた地耐力を確保した造成工事を行っているとのことで、安心できたのと同時に、この代表の使命感に感心させられました。


JIA環境建築賞 現地審査

昨日は日本建築家協会(JIA)環境建築賞の現地審査がありました。
東京から審査員長の小玉先生、日本設計の柳井さんがお越しくださいました。

竣工から2年が経ち、シラスブロックの外壁がエイジングしていく様子を小玉先生には美しいとご評価いただき、とても嬉しかったです。

柳井さんにはシラスの二重壁が内外の温熱環境の間でクッション材のような役割を果たしていると批評いただきました。

11月の最終公開審査では課題とされた点をより明確にプレゼンできるように準備していきたいです。お忙しいなか現地審査にもご協力とお立ち会いいただいたお施主様に感謝です。