静岡県草薙総合運動場体育館

昨年竣工した内藤廣さんの静岡県草薙総合運動場体育館へ。
国内最大級の大型木造建築。
それは3種類の構造体を組み合わせたハイブリッド構造によって実現されている。

地下・1階の下部構造をRC、免震層を2階に設け、その上に大屋根の変形を防ぐRCのテンションリングが全体を巡り、そこから256本の杉の集成材を立ち上げ、鉄骨トラスの屋根が架かる。

国産木材の有効利用が望まれるなか、杉集成材と鉄骨、さらにRCを組み合わせたハイブリッド構造が開発されている。互いの長所を活かしつつ、短所を補い合い、木の温かみに鉄・RCとが対比され、スポーツの場に相応しい緊張感ある空間が創出されている。ハイブリッド構造による力の流れがそのまま体育館の機能と合致した空間になっているため、余計なものがなくとても力強い形式を生み出している。

ハイブリッド構造というとどちらかの構造形式を主役に見立て、補完するもう一方の構造形式は影の支えとして隠される例が多いが、内藤さんは隠すようなことはせず、どちらとも主役として実直なまでに表舞台に引き出して見せる。その素直さが空間に力を与えているように思う。

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岐阜市立図書館| みんなの森 ぎふメディアコスモス

昨年竣工した伊東豊雄さんのみんなの森 ぎふメディアコスモスへ行ってきました。

三軸織物のグローブが自然光を取り込み、夕方でもとても明るく落ち着いた光に満ちていました。

三次曲面の木格子屋根の下にいくつも浮かぶグローブ。
場が現れては全体に溶け込み、また展開していく、、、。

まるで揺らめく海面下を大きなクラゲと一緒にフワフワと泳いでいるような柔らかい建築でした。

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鹿児島の住宅 概算図打合せ

先週12(金)から13(日)にかけて昨年秋よりスタートした鹿児島の住宅の打合せで鹿児島へ出張でした。
金曜は今回また新たな仕様で製造いただいた試作サンプルができあがったとのことで、シラスブロック工場へ行ってきました。打合せにはTNAの上州富岡駅の煉瓦積みを施工された煉瓦職人の高山登志彦さんも監修いただくために、お忙しいところ鹿児島までご同席いただきました。サンプルの出来栄えが予想以上によく、施工方法にも議論に熱が入りました。
写真は今回シラスブロックとの強度を比較するためアメリカから取り寄せた土ブロックです。

打合せを終え、垂水港からフェリーで鹿児島市内へ入り、夕方、鹿児島市内にあるホワイトギャラリーのオーナーである三坂基文さんと照明の打合せでした。
三坂さんはお施主様とは長いお付き合いで、今回その住宅でスタンドグラスの照明の製作をお願いすることになりました。ホワイトギャラリーは様々な現代作家の個展を開催されていて鹿児島では有名なギャラリーです。この日も浜坂尚子さんの可愛い動物たちがいっぱい展示されていました。

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翌日12(土)にはお施主様と午前9時~午後23時過ぎまで場所を変え、食事を取りながら、概算図の打合せでした。翌日が私の誕生日だったので、お施主様が深夜にワインバーでお祝いしていただきました。いろいろお互いの考えを議論しながら、交友を深められたとても有意義な夜になりました。

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京都のディテール

2月はじめに行った京都でのディテール写真です。

聴竹居のサンルーム
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聴竹居のペンダント
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聴竹居のエントランスドア
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円通寺の借景
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京都御所の梅DSC_5060

平等院ミュージアム鳳翔館のエントランスRC壁
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虎屋京都のペンダント
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虎屋京都の天井ルーバー
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虎屋京都の外装
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