『建築のこころ アーカイブにみる菊竹清訓展』            実践を通した理論の追求

近現代建築資料館で開催の『建築のこころ  アーカイブにみる菊竹清訓展』に行ってきました。
建築家菊竹清訓が学生時代のスケッチから晩年の構想に居たるまでの今までの未公開のメモやスケッチなどの大変貴重な資料が数多く展示されていました。
複写ではない当時の設計の現場(リアルタイム)の資料は、時間を越えて訴えかけてくる迫力があります。
その中でも上の写真「日本の木造建築の解体・組み立てについてのメモ(1990年代)」は菊竹さんの思考の形跡が読み取れるような原稿です。

「代謝建築論」の中にもある認識→仮説→実践→方法論の過程で生まれたとされるメタボリズムの思想について綴られています。
ただ、プロジェクトの図面と平行して書かれたこららの多数のメモやスケッチからは、決して理論が先にあって実践があるというのではなく、実践を通して理論や方法論が追求されていくのだということを教えられました。

建築のこころ アーカイブでみる菊竹清訓展
会 場:文化庁 国立近現代建築資料館  東京都文京区湯島4-6-14
会 期:2014.10.29(水)-2015.2.1(日)

□ 菊竹清訓
建築家。(1928-2011)
1960年代後期から70年代にかけ、独自のデザイン論である『代謝建築論 か・かた・かたち』を掲げ、黒川紀章らとともに建築と都市の新陳代謝、循環更新システムによる建築の創造を図ろうとするメタボリズムを提唱する。(Wikipediaより)


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