港区高輪子ども中高生プラザ

遠藤政樹さん設計の港区白金高輪駅すぐの港区高輪子ども中高生プラザへ行ってきました。
ちょうど2011年頃、白金高輪の駅近くで偶然遠藤さんに会い、「今近くで設計している物件の監理なんです。」と仰っていたのを思い出します。
遠藤さんの建築を見るのは事務所のある初台のアパートとナチュラルスラット以来です。
実は私、中村拓志さんの事務所に入る前、遠藤さんの事務所を希望して面接をお願いしたことがありました。そのときはスタッフ募集していないとのことでしたが、事務所で気さくに面談いただきました。

さて、この中高生プラザは乳幼児から中高生までの大型児童館です。
子育て広場、子ども図書館、キッチンスタジオなど多様な用途をRCの曲面壁で各々「ぐるっと」取り囲み、その周囲の余白が巡るように連続していきます。この大小のRCの曲面壁が絡み合い構造を形成しているようですが、スケールが細かく区切られているため、その構造は見た経験では分かりません。
ただ、この巡るようにつながり会う空間を歩いていると、様々なスケールの場を利用して子どもたちが思い思いに過ごすシーンが展開してくる。これらの多様なシーンがひとつの視覚に納まる場所はなく、ひとつのシーンが現れ、またその向こうにまた別のシーンが現れてきます。
その場をつなぐのは視覚より、子どもたちの声です。
これは一枚の写真では伝えられない、街の小さな路地を歩くような経験的な空間でした。


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