【高田馬場ビル】煉瓦積み外装工事

高田馬場ビルは、関東ローム煉瓦積みの外装工事が進んでいます。

10階建ての外装を、手前の3層低層階、4~6階の中層階、7~10階の高層階で

煉瓦積みの幅を3段階に分けて、縦格子状のスクリーンを設置します。

この敷地のある早稲田通りは、敷地内に計画されている都市計画道路があり、その範囲にある敷地内には3階建て、高さ10m以下の制限があります。

そのため多くのビルが、手前の低層階と背後の中高層階と分断されたかのように全く異なるファサードで建ち並んでいます。

しかし、このビルにはほぼ一棟で予備校が入るため、低層階と中高層階の一体感を出すためにも、この関東ローム煉瓦積みのファサードが効果を果たします。

来週にはこの外装への間接照明が設置され、点灯試験が行われ予定です。

どんな表情が浮かび上がるのか楽しみです。


【高田馬場ビル】煉瓦積みモックアップ製作

高田馬場ビルは7階~10階の煉瓦タイル張りスクリーン工事が完了しました。

今週よりいよいよ低層階の煉瓦積みスクリーン工事が始まります。

煉瓦積み工事を担当いただくのは、高山煉瓦建築デザインの高山登志彦さん。

全国の煉瓦建築を手掛ける日本を代表する煉瓦職人さんです。

高山さんとはTNAさん設計の上州富岡駅の現場でお会いしてからのお付き合いです。

今年2月に竣工した鹿児島の住宅のシラスブロック構造の材料実験にもご協力いただくなど、その後は様々なプロジェクトでご協力いただいている心強いパートナーです。

高山さんに施工いただくのは、高田馬場ビルが初めてになります。

昨日は煉瓦積みのモックアップを現場で製作いただきながら、積み方や目地の打合せを行いました。

驚いたのは高山さんの目地モルタルの柔らかさ。

普通の職人さんの目地モルタルは、水が多くペチャっとしていて、煉瓦の表面を汚してしいやすいのですが、高山さんの目地モルタルは水配合が絶妙でスポンジケーキのようなフワフワした柔らかさのため、モルタルをコテでサッと切れ、綺麗な目地に仕上がります。

間接照明をあてると初めて製作した関東ローム煉瓦の土の豊かな表情が浮き上がって見えます。


7階~10階の煉瓦タイル張りスクリーン

平目地


奥目地:今回はこの奥目地に決定。あえて煉瓦をわずかにズラして積むことで光に反射する煉瓦を浮き上がらせるようにしています。


【高田馬場ビル】関東ローム煉瓦搬入

高田馬場ビルは、ALCへの外壁塗装もほぼ完了しました。

そして、今日現場には関東ローム煉瓦が搬入されました。

はじめ扱う関東ロームは、材料の特性から建材にするのは難易度の高い土です。

試作でも何度も失敗を繰り返しながら、煉瓦製造業者さんの尽力によりようやく形にすることができました。

関東ロームの黒土を配合して酸化焼成で焼いた煉瓦です。

煉瓦とは思えない関東ロームの地層を想起させるような自然で豊かな表情をしています。

明日からは7階~10階の煉瓦タイル張りスクリーン工事が始まります。

さらに来週からはこの煉瓦積みの外装工事が始まります。


反対側の歩道から見た正面ファサード


煉瓦積み外装スクリーンのための鉄骨下地


関東ローム煉瓦に合わせた外壁弾性リシン塗装


初めて特殊製作した関東ローム煉瓦(酸化焼成)

関東ローム煉瓦タイル


【高田馬場ビル】VRプレゼン

高田馬場ビルは、本日施主の事業者さまに各仕上げ材決定の打合せを行いました。

事務所から車で煉瓦、外壁材、タイル、ボード、塗装など大量のサンプルを事業者さまの会社まで運びました。

メインは外装の関東ローム煉瓦積みの煉瓦サンプルの確認です。

このために煉瓦業者さまには、関東ロームを配合した煉瓦の試作を何度も製作いただきました。

その試作を経て、成功した関東ローム煉瓦の最終サンプルを20個、並べてプレゼンをしました。

煉瓦とは思えない、日干し煉瓦のような豊かなテクスチャで事業者さまにも喜んでいただけました。

強度や吸水率もJIS規格をクリアしています。

最後には、この仕上げに合わせて修正した360度見渡せるパースをVR体験いただきました。

歩道から見上げたビルのスケール感や関東ローム煉瓦のファサードにより、そのボリュームの圧迫感が軽減されて

重たい煉瓦が軽やかな印象に感じられるなど、これまで図面やパースでは分からなかった情報をVRで実感いただきました。

 

 


【高田馬場ビル】中間検査

本日、高田馬場ビルは鉄骨建方を完了して民間検査機関による中間検査がありました。

まずはじめに杭工事・基礎配筋の工事写真の確認、鉄筋・鉄骨のミルシートの確認、コンクリート配合計画書の確認など必要書類の確認を行い、その後現場を周り建物の配置寸法、柱スパン、階高などの寸法確認を行いました。

特に問題もなく検査は無事終了しました。

検査後、構造家と現場を見て周り、10階まで避難階段を登っていくと、新宿の高層ビル群や池袋サンシャインなどが見渡せました。


【高田馬場ビル】鉄骨建方 今週完了

高田馬場ビルの鉄骨建方はお盆明けから順調に進み、今週中には完了する予定です。

この敷地の道路側前面一部は都市計画道路ラインがあり、その範囲は3階以下、高さ10m以下の規制がかかっています。

そのため、この早稲田通りにならぶ中層建築は全て、敷地前面は3階建て高さ10m以下の建物が並んでいます。

都市計画道路ラインに迫る鉄骨柱は、隣のカラオケ館の外壁面とほぼ位置が近くなっていることが分かります。

来週は中間検査があります。


【高田馬場ビル】10階棟鉄骨建方

高田馬場ビルの鉄骨建方は、敷地後方の10階棟の建方まで進んでいます。

お隣のカラオケ館さんとも頭がちょうど揃ってきました。

今週中にはもう1スパン建方が進み、10階棟の正面からみた立面もお隣のカラオケ館さんの立面と揃ってきます。

来週からは敷地前方の3階棟の建方に移っていきます。


【高田馬場ビル】鉄骨建方開始

高田馬場ビルはお盆明けの月曜からいよいよ鉄骨建方が始まりました。

鉄骨の納期が遅れ、柏市にある鉄骨工場ではお盆休み返上で製作加工の作業を進めていただいていました。

敷地が面する早稲田通りは、歩行者が多く行き交っているため、鉄骨荷降ろしの際には警備の方に通常より多く入っていただき、安全管理を厳重に行っています。


【高田馬場ビル】根切り工事とタピオカミルクティー

高田馬場ビルは、今週から根切り工事が進んでいます。

地下3m程度まで掘削されて、44本等間隔に配列された鋼管杭が顔を出しています。

この鋼管杭の上には長さ約16m×幅約2m×厚さ1mの転倒防止のための巨大なフーチングが敷かれます。

現場近くの貸事務所で毎週定例があり、高田馬場に行くたびに流行りのタピオカミルクティーのお店に並ぶ若い子の列が微笑ましいです。

今度買って60代の現場監督と一緒に現場事務所で飲んでみようかな(笑)


【高田馬場ビル】山留め親杭工事

高田馬場ビルは先週杭工事が無事完了しました。

途中、1箇所の杭が地中障害物にあたり、打ち込みない事態が起きました。

その杭に近接する杭を打つと問題はなく、この杭の範囲だけ掘削してみると地盤2.5m下で1m角程度の大きさのコンクリート片が見つかりました。コンクリート片を除去して無事、杭の打設は完了できました。

杭の位置変更を余儀なくされた場合、計画変更で現場がストップしてしまう事態にもなりかねるため、ほっと一安心でした。

今週から山留めのH鋼を打ち込んでいます。

工事看板に並んで完成予想イメージパースを載せたリーシング用完成が掲示されています。